渓谷の宿いち川 単純弱放射能 冷鉱泉
399-5301
長野県木曽郡南木曽読書1380-6
電話番号: 0264-57-2655
ファックス番号: 0264-57-2600
10000円~
http://www.kakizore.jp/ OS
外見にあらわれにくい副作用のダルさ。他人にはなかなかわからない内臓からくる痛み。
近くにいるはずの家族や友人さえもこの苦痛を理解してくれず、自分はひとりぼっち。
そんな寂しさを抱えている患者さんと家族とが、一緒に「氣」の流れに身を置く。
そのとき深いリラックスと一体感が患者さんの中に生まれる。
「氣」は人とのつながりの中で、心と体の両方にかかわりながら病をなおしていく。
だから「氣」は「人通力」。神さまではなく人の力だ。
目次:
『アンビリバボー』の波紋
昔は「四百四病」だったのに
「気をつける」の難しさ
「人通力」
体が動くのは「氣」のせい!?
体は自分でなおしかたを知っている
副作用のない「氣」の利点
医療と力を合わせるのが理想
家族の「手当て」を大切に
過去の経験が今の私を育てた〔ほか〕
佐賀県立病院好生館 東洋医学診療部長 /矢山 利彦 さん
人間の治癒力って素晴らしいんですよ
鍼や漢方、気功法などを用いて、患者の体をトータル的に治療する東洋医学。
現在、県立病院でこの治療法を用いながら、多くの患者の病気と立ち向かい、
実績を上げているのが矢山先生だ。
「今は、西洋医学に比べると認知度の低い東洋医学ですが、その歴史は遙かに長く、何千年前から人類の治療法として用いられてきましたし、西洋医学よりもたくさんの情報を蓄積しているのですよ。」
矢山先生が東洋医学に出会ったのは、医学を志し、研修医として現場に出た駆け出しの頃。
当時、外科医として救急医療を中心に患者との病気に立ち向かっていた先生は、
「西洋医学だけでは病気を全て治すことは出来ない」という大きな壁にぶちあたってしまう。
手術や薬だけでは治る見込みのない難病、症状ははっきりとあるのに、原因が分からない痛み、
そんな患者を目の当たりにして、何とか解決はできないものかと模索している時に出会ったのが
『 漢方 』だった。
「漢方のことを学ぶうちに、俄然東洋医学に興味がわいてきまして、文献を読みあさりました。
すると、西洋医学とは根本的に違う事がはっきり分かったのです。
西洋医学の基本構造というのは、悪い所を見つけて、それを取り除く事にあります。
しかし、東洋医学の基本は気の流れを良くする事にあります。
つまり、人間の中には運河のように『気』という生命エネルギーが流れていて、
その気の流れが滞った時に体に不調が出て、病気が起こる。
だから、その気の流れを良くする事で病気を排除する事ができる、というわけなのです。」
同病院には東洋医学診療という科はなかったが、矢山先生はすぐに診療に東洋医学を取り入れ、4年後には東洋医学診療部を設立した。今では、西洋医学だけでは症状が変わらない患者さんがこの部屋を訪れ、針や気功法などによるトータル的な体のケアで多くの患者さんが健康を取り戻している。
「病気が治るには、その人の『治ろう』という気持ちがすごく大切なんです。
重い病気であればあるほど、無気力になり、全てをお医者さんに任せてしまいがちですが、この全面依存の状態では、病を克服するエネルギーが衰弱してしまいます。本来人間には、治る力、自己を癒す自然治癒力というものがあります。
この力を気で引き出す。これが病と闘い、うち勝つための大切な事なのです。」
http://www.tjsaga.co.jp/tjs/sagaman/sap090.html
医師からは家族へ
「手術で摘出できなかったので、制癌剤を投与する以外ありません。」 と、告げられます。
(最近は説明と同意ということで進歩していますが)
家族は「少しでも望みがあれば、先生におまかせします」 ということになります。
患者さんに癌の告知が行われていないので、元気になる薬だと信じて治療を受けられます。
が、副作用はあるし、元気も食欲もなくなって、やせていく。不信に思いつつも
抵抗する体力もなくなっていて、病院のベットで点滴につながれて亡くなっていく。
そのような西洋医学の欠点を補おうとして、また、患者さんの人としての生活の質を考えなければならないということで、告知がされ、ホスピスとして癌の末期のケア―がなされるようになりました。
しかし、その根底にあるのは、西洋医学の治療に落ちこぼれた患者さんを精神的に支えなければならないということのように思われます。悪いことではないと考えますが、西洋医学での、心と体は別々に治療するという基本的考え方が裏にあるような気がします。
東洋医学では最初から心身一如であり、心と体のバランスを考えながら治療がなされるし、癌であれば、癌の勢いとそれを持った患者さんの心身のバランスを考えながら治療が進むのです。
http://www.kanpoukouza.com/ippan/index.html
東洋医学の特徴は、各人の体質を治すことにあります。
体質とは、内臓の「ひずみ」のことをいい、「ひずみ」を整えてバランスを良くすることで
自らの持っている自然治癒力を高め、病気や老化を治していきます。
Author:sayoko